広田和鷹さん
広田和鷹 (Kazutaka Hirota) は在日韓国人美術作家。在米の日本の美術作家として、広田の作品は「西洋美術とアジア・日本の文化の最大公約数を見つけ統合する」という考えのもとで製作されている。
日本人の画家として、私はいかにアジアの美術的価値が世界中の素晴らしい美術に貢献できるか?という問題のために活動しています。勿論、ペインティングという西洋美術がアジアの作家にとっては違ったふうに機能していることは理解しています。日本で美術学生だった頃から平面表現に主眼を置いていました。しかし、その頃から多くの日本人の美術教師・作家の人たちから絵をやめて他の表現方法を追いなさいと言われ続けてきました。そういう人たちは日本でいわゆる「絵画の死」という考え〜写真の登場以来西洋美術で何度となくうんざりするほど言及され西洋美術の自文化中心主義を世界に対して華々しく象徴する考え〜の中で教育を受けてきた人たちです。しかし私のような日本の美術作家がこのような非・西洋美術が持つ二次元表現に対する違った考えをいつも無視する「絵画の死」という考えをどうして従わないといけないのでしょうか? 我々日本の美術作家は絵なんて殺したことはありませんし、今度も殺すことはないでしょう。西洋美術作家が他の我々日本を含む非・西洋美術になんの配慮もなく勝手に殺したと言ってるだけです。そんなものに私が従う必要などどこにも無いわけです。さもなければ、日本の現代絵画は決して西洋美術とってのオリエンタリズムや異国趣味という扱いを克服することはできません。私は西洋美術と日本・アジアの文化の交差する地点を探しその文化間の最大公約数を見つける日本の現代平面作家として、自分の能力と考えを発展させています。人間のもっとも根本的で主要な活動や行動として世界中の絵画の歴史に呼応する、本当の日本の現代における平面作品を確立するために活動しているという訳です。
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